JEPA4Japan · チュートリアル

Pythonはレシピどおりに動く小さな助手

1,649文字 5分で読めます #Python

「書く→動かす→見る→変える」を絵でたどり、5行のDream Cardを作ってエラーを一つ直します。

コース進捗 コース目次 24レッスン中 24件を公開中

Pythonは、レシピどおりに動く小さな助手

Pythonにお願いするときは、短く、順番どおりに書きます。

  1. あなた「あいさつして!」
  2. レシピPythonのコード
  3. 小さな助手上から順に実行
  4. できあがり画面に結果
あなたがコードを書くと、Pythonが上から順に読み、結果を見せます。

最初のレシピは、たった1行です。

print("こんにちは!")

出力:

こんにちは!

Pythonは勝手に考えません。書いたことを、そのまま行います。

いつも同じ4ステップ

  1. Write書く
  2. Run動かす
  3. See見る
  4. Change変える
「書く、動かす、見る、変える」を何度も繰り返すのがプログラミングです。

うまくいかなくても大丈夫。小さく変えて、もう一度動かします。

3つの場所をまぜない

見た目は似ています。でも、役目は別です。

  1. Terminalコンピューターへ「Pythonを動かして」
  2. Python codePythonへのレシピ
  3. OutputPythonからの返事
ターミナルの命令、Pythonのコード、実行後の出力は、それぞれ違う場所にあります。

ターミナルに書く命令:

python3 hello.py

Pythonファイルに書くコード:

print("こんにちは!")

実行すると見える出力:

こんにちは!

Windowsでは、python3の代わりにpyを使うことがあります。

まずターミナルでPython 3がいるか確かめます。

python3 --version

Python 3で始まる返事が出れば準備完了です。Windowsではpy --versionを試してください。

REPLで、1回だけ実験

REPLは、Pythonをその場で試せる小さな実験机です。

ターミナルで起動します。

python3

次の式を入力します。

2 + 3

すぐに返事が来ます。

5
  1. 1つ試す2 + 3
  2. すぐ動く待たない
  3. 返事を見る5
REPLは、短いコードを一つ試して、すぐ結果を見る場所です。

終わるときは、次を入力します。

exit()

hello.pyを作る

今度は、レシピをファイルに保存します。

  1. hello.pyという名前のテキストファイルを作る。
  2. 次の1行を書く。
  3. 保存する。
print("こんにちは、Python!")

ターミナルで動かします。

python3 hello.py

出力:

こんにちは、Python!
  1. hello.pyレシピを保存
  2. python3 hello.py動かす
  3. こんにちは!結果を見る
ファイルに保存したコードは、何度でも実行できます。

メッセージを変えたら、保存してからもう一度実行します。

5行のDream Card

input()は質問します。print()は答えを見せます。

dream_card.pyを作り、次の5行を保存してください。

name = input("名前は? ")
dream = input("作りたいものは? ")
print("🌟 DREAM CARD 🌟")
print("なまえ:", name)
print("ゆめ:", dream)

ターミナルで動かします。

python3 dream_card.py

実行例:

名前は? ミオ
作りたいものは? ゲーム
🌟 DREAM CARD 🌟
なまえ: ミオ
ゆめ: ゲーム
  1. input()名前と夢を聞く
  2. name / dream答えを覚える
  3. print()カードを見せる
二つの答えを受け取り、五行のPythonコードで自分だけのDream Cardを作ります。

答えを変えて、もう一度動かしてみましょう。

エラーは「最後の1行」から読む

わざと引用符を一つ消してみます。

print("こんにちは)

赤い文字がたくさん出ても、まず読むのは最後の1行だけです。

SyntaxError: unterminated string literal

SyntaxErrorは「レシピの書き方を読めない」という合図です。

  1. 最後の1行SyntaxErrorを見つける
  2. 1か所だけ直す引用符を戻す
  3. もう一度Run結果を見る
エラーでは最後の一行を読み、怪しい場所を一つだけ直して再実行します。

直したコード:

print("こんにちは")

一度にたくさん変えないこと。それだけで、原因を見つけやすくなります。

3つの小さなチャレンジ

  1. あいさつを変える。 hello.pyの言葉を好きなあいさつに変え、保存して実行します。
  2. Dream Cardを育てる。 好きな色を聞くinput()を一つ足し、その答えをprint()で表示します。
  3. エラー探偵になる。 引用符を一つだけ消して実行します。最後の1行を読み、消した引用符だけを戻します。

できたかな?

  • Terminal、Python code、Outputを見分けられる
  • REPLで2 + 3を一度試せる
  • hello.pyを保存して実行できる
  • 5行のdream_card.pyを動かせる
  • エラーの最後の1行を読める
  • 1か所だけ変えて、保存し、もう一度実行できる

全部できたら、Python助手への最初のお願いは大成功です。

次の章では、答えを覚えていたnameやdreamの正体を、値・変数・型として学びます。